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公開日:2019年03月25日

性能評価

最近よく設計・建設住宅性能評価の付いている物件情報をみませんか?

そもそもこの「住宅性能評価」って一体何なんですかね?

今回はこの「住宅性能評価」について触れてみましょう!

住宅性能評価書 とは?

性能評価項目

住宅性能評価書は「住宅性能評価制度」に基づいて発行される書類のことです。この制度は住宅の性能を法律に基づいた一律の基準で表示・評価するために作られました。

この制度によって様々な工法で作られるお家を横並びに比較することが出来るようになり、物件の購入の際、専門家ではない私たちでも比較検討がしやすくなったのです。

10分野32項目に1~3点の評価を与えていくので、ある意味住宅性能評価書は物件の通知表みたいなものだと言えますね。また、住宅性能評価書には設計住宅性能評価書と建設性能評価書の2種類があります、ちなみに、設計住宅性能評価は設計段階にチェックされて発行されるもので、建設性能評価書は建設工事・完成段階に発行されるものです。

住宅性能評価の項目にはどんなものがある?

性能評価項目

1.構造の安定

地震などが起きた時の倒壊のしにくさや損傷の受けにくさを評価します。等級が高いほど地震などに対して強いことを表しています。等級1でも大震災(震度7相当)が起きても倒壊してしまうことはまずないとされておりますので、住宅性能評価を受けていればまず安心といえるでしょう。このほかにも強風や大雪に対する強さに関するひょうかもあります。

 

2.火災時の安全

住宅内で火災が発生した時の非難のしやすさ、隣接する住宅が火災になった場合の延焼のしにくさを評価します。屋根・外壁・床などが火に強いことと、火災報知器の設置状況、避難・脱出のしやすさなどがこれに該当します。

 

3.劣化の軽減

年月が経っても土台や柱など(構造躯体に使用する材料)があまり傷まないようにするための対策がどれくらいされているかを評価します。等級が高いほど柱や土台などの耐久性が高いことを表します。

 

4.維持管理・更新への配慮

配管の点検や清掃のしやすさ、万が一故障した場合の補修のしやすさなどを評価します。等級が高いほど配管の清掃や補修がしやすいことを表します。

 

5.温熱環境

暖房や冷房を効率的に行うため、壁や窓の断熱がどの程度されているかを評価します。等級が高いほど省エネルギー性に優れていることを表します。

 

6.空気環境

接着剤等を使用している建材から発散するホルムアルデヒドがシックハウスの原因のひとつとされているため、接着剤を使用している建材の状況を評価します。また、住宅の中で健康に暮らすためには適切な換気が必要なので、どんな換気設備が使用されているかについても評価します。

 

7.光・視認環境

東西南北と上方の5方向について、窓がどのくらいの大きさで設けられているかを評価します。

 

8.音環境

主に共同住宅の場合の評価項目となりますが、上の住戸からの音や下の住戸への音、隣の住戸への音などについて、その伝わりにくさを評価します。選択表示事項(オプション)ですから、申請者が評価対象とするか否かを選択することができます。

 

9.高齢者等への配慮

高齢者や障碍者が生活しやすいよう、出入り口の段差をなくしたり、階段の勾配を緩やかにしたりという配慮がどれくらいされているかを評価します。

 

10.防犯対策

外部開口部(ドアや窓)について、防犯上有効な建物部品や雨戸等が設置されているかの侵入防止対策を評価します。

住宅性能評価書付きの物件のメリットは?

性能評価手順

1.住まいの性能が等級や数値で表示されているので専門家じゃなくても分かりやすい

 

2.国土交通大臣の登録を受けた第三者機関(まるきり別の会社)の評価員が公平に性能をチェックしてくれているから安心。

 

3.万が一のトラブルにも専門機関(国土交通大臣がしていする「指定住宅紛争処理機関」が対応してくれる(「設計」・「建築」、両評価書を取得している場合)

 

4.住宅ローンの優遇や保険料の割引がある場合もあります(フラット35でも適用可能)

 

5.価値が維持しやすいので売却の際の査定にも有利で売却もしやすい。

まとめ

性能評価

長く付き合うお住まいだからこそ安全性やお住まいの性能に保証があるものを選びたいと思います。

気になる物件がいくつかある場合、住宅性能評価書がついているものの方が安心ですよね。