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公開日:2019年03月26日

24時間換気システム

けっこう大事な24時間換気システム

24時間換気システムの重要性と必要性

リビング

現在の新しいお家には必ず設置されている「24時間換気システム」

2003年の改正建築基準法によって、すべての建築物に設置が義務付けられている機械式換気システムのことです。

24時間ずっと稼働する設備なので「電気代がもったいない」「外の空気が入ってきて熱い/寒い」「換気扇の音がうるさい」という理由であまり使ってない方もいるかもしれません。しかし、法律で義務化されるほど換気は重要で必要なのです。

現在の住宅は「高気密」がほとんど

赤ちゃん

全国各地で住宅が建築されておりますが、そのほとんどが機密性の高い構造になっております。

機密性が高い=空気の出入りが少ない、メリットとしては室内の温度を一定に保ちやすいので冷暖房費の節約、省エネにつながりますし、外からの花粉や粉塵、埃などの侵入を防ぐことが出来ます。逆に室内の空気が外に出ずらく滞留するため、壁材や建材などから発生する化学物質、ハウスダストやカビ・ダニなどもたりやすくなり、「シックハウス症候群」を発症する可能性が高くなります。このことから室内の空気環境を良くするために換気システムは重要で、ほうりつにより義務化されたのです。

24時間換気システムの維持費はどれくらい?

家計簿

24時間換気システムの設備機器の使用実態アンケート調査によると、「世帯人数がふえるほど常時換気している」という傾向だそう。単身世帯よりもファミリー世帯のほうが家族の健康面への意識が高く、使用率も高くなるといえます。

しかし、重要性はわかりつつも、換気システムを常に使用するとなると電気代やメンテナンスなど家計にも影響することなので気になるところではあります。

稼働する換気扇のワット数から計算すると数十から数百円/月といわれています。健康面への影響を考慮すると常時使用していた方が良いでしょう。日中は留守にすることが多いことから止めている、という方もいるかもしれませんが留守にしがちだからこそハウスダストやカビもたまりやすくなる傾向にあるそうです。できれば稼働させておいた方が安心といえます。

換気扇の寿命は24時間稼働でおよそ10年が目安となっており、故障した際の交換費用は2~5万円程度が相場だそうです。換気扇の寿命を延ばす方法としては月に一回程度掃除をすると良いそうです。

最も多く使われているのが「第3種換気方式」

換気方式

換気システムは換気方式によって3種類に分けられます。

換気の方式は第1種・第2種・第3種換気方式があり一般住宅に多く用いられるのが「第3種換気方式」です。排気のみを強制的に行い、吸気は吸気口から自然と空気を吸い込むようにする方法となります。トイレや浴室の換気扇を回すことにより各居室の吸気口から自然と空気が室内に入ってきます。

この方式では内部の湿気を強制的に排出することから結露の発生を抑えたり、構造が比較的シンプルなので設置・修理/交換が容易でコストも抑えられるというメリットがあります。しかし、吸気口から自然と空気を吸い込むため外気流入のコントロールがしずらく、冷暖房費が高くなる可能性があります。高くなりそうな冷暖房費を抑えるために排気する空気の熱を吸気する空気に移し替える「熱交換形換気扇」を使用することもあります。

また、外気からの花粉やPM2.5などの侵入を防ぐために「防塵フィルター」もシステムの内部に備えているものもあり、住環境をよくする機能性に優れたアイテムといえます。

健康的な生活を送るためには

快適

これからは住まい選びの基準の一つに、健康面への配慮という視点をもつと良いかもしれませんね。

長く生活する自分のお家ですから購入するならやはり後悔はしたくないでしょうし、後悔のないお住まい探しを実現してくださいね。